「永遠のβ版」という言葉がWeb2.0の時代にはよく使われました。そう、Webサイトは常に開発を続けられ、更新されていくのです。
2015年現在、あれから7,8年が経っています。では、あなたのサイトは開発をし続けられる環境になっているでしょうか。
- どんな実験でも行えるサンドボックスを持っていますか?
- あなたの会社の開発者は、全員が本番環境と同等の開発環境をすぐに手に入れられますか? たとえば、昨日入った新人でも?
- あなたの開発環境は、実験の結果壊れてしまったとして、すぐに元に戻せますか?
弊社の提供するサービスでは、あなたのサイトのコピーをいつでも手元に呼び出せる環境、つまりサンドボックスを用意します。そこではなにも恐れる必要などありません。好きな実験を行い、うまくいったらリリースすればよいのです。もし壊れてしまったら? もう一度やりなおせばいいのです。
技術詳細
このサービスでは、Vagrantという技術を利用しています。
Vagrantは仮想環境を簡単に作成するツールです。Vagrantと構成管理ツールであるChefを組み合わせることで、すぐに本番と同等の構成を備えた開発環境が手に入ります。
このサービスのメリット
VagrantもChefも無料です。しかし、コマンドラインを利用するため、ノンプログラマーにはハードルが高いのではないでしょうか。
弊社のサービスでは、次のようなケースを想定しています。
- WordPressのようなアプリケーションをアップデートしても大丈夫なのか、保証がほしい
- 様々なレベルの開発者(プログラマ、デザイナー、マークアップエンジニア)が存在するが、開発環境の統一がとれていない
- アップデートでのデグレやバグを許されないシビアな環境(クライアントワークなど)
この中でも、特に重要なのは「アップデートしても大丈夫なのか保障がほしい」という要望です。ソフトウェアのアップデートでは、常に「アップデートしても問題がないのか」という疑問がついて回ります。
しかし、「アップデートをしても絶対に問題がない」ということを証明するのは悪魔の証明です。なにかがないことを保障することはできません。それは幽霊やUFOのようなものです。
こうしたシチュエーションでは、「やってみること」が最大の効果をもたらします。そして、何か不具合が起きたのなら、直せばよいのです。本当に問題が起きないのかどうかを議論するのではなく、まずはやってみること。Vagrant開発環境作成代行はそのためのソリューションです。