WordPressはWebサイトを作成するCMS( Contents Management System )ですが、近年はパブリケーションツールとしての利用が拡大しています。大手メディアサイトでは次のような例がよくみられます。
- WordPressからカスタマイズされたRSSを吐き出し、大手ポータルサイト(ex. Yahoo! Japan)へ配信する
- WordPressをiPhoneアプリなどのバックエンドとして利用する
WordPressを単なるWebサイト作成ツールとして利用するのではなく、マルチチャネルのプラットフォームとして利用する。そんなソリューションを紹介いたします。
事例紹介: オンライン文芸誌 破滅派
弊社の提供するオンライン文芸誌 破滅派にはePub書き出し機能があります(参考: Wikipedia ePub)。「作品集」という投稿タイプに作品を紐付け、それをまとめてePubにパッケージすることができます。
こうして書き出したePubはAmazonの提供するKindle Direct Publishingサービスに対応しています。破滅派では電子書籍をAmazonにて代行販売し、その手数料をいただくというサービスを提供しています。
ソリューション例
ePubは元がHTMLファイルであるため、WordPressと親和性が高いファイル形式です。破滅派では理由があり、「KDP用のファイルを作成し、販売の代行をする」にとどめていますが、他にも様々な利用方法が考えられます。
- iBookStoreやKobo Writing Life用のファイルを書き出す
- 作成したePubファイルをサイト内で販売する
- 有料会員のみ好きなだけダウンロードできる
こうした様々なソリューションが考えられます。電子書籍は新しいサービスなので、ビジネスのやり方も様々にありえます。そうしたビジネスレベルでのご相談も受け付けています。